Low Speed CAN
通信速度が最大125kbit/sまで可能。主にそれほど高速なデータ交換が要求されないボディ系、快適装備系で使用される。通常、2本線を使用して、High Speed CANのように電圧差にて通信を行う。ただし、通信線に問題が発生した場合、シングルワイヤーモードに切り替わり単線にて通信を行うことが可能である。これは通信線が自動車内でも外側部分に配置される場合があるため、フォールトトレランス(1つが故障しても処理を正常に続行すること)が考慮されているからである(図7)。 https://image.itmedia.co.jp/mn/articles/0809/10/ay_can05_07.gif